折込チラシの印刷、部数とサイズで「選び方」が変わります
折込チラシを印刷しようとしたとき、「とりあえずA4で」と決めてしまっていませんか。
実は、チラシの印刷は 配る部数 と 使う目的(折込か、手渡しか) によって、選ぶべき印刷方式もサイズも変わります。ここを押さえておくだけで、同じ予算でも反応が変わったり、ムダな出費を抑えられたりします。
広島で折込チラシの印刷を扱う私たちが、発注する側の目線で、なるべく正直に整理してみます。
部数で変わる「印刷方式」の選び方
チラシの印刷機には、大きく3つの種類があります。それぞれ向いている部数が違います。
- 輪転(りんてん)印刷:おおよそ 1万部以上 の大部数に向いています。新聞折込のように、まとまった枚数を安く刷りたいときの主力です。
- 平版(オフセット)印刷:1万部に満たないくらいの、中ロット に向いています。品質と価格のバランスが取れた方式です。
- オンデマンド印刷:1000部程度まで の小ロット・お急ぎのときに向いています。版を作らずに刷れるので、少部数でも割高になりにくいのが特徴です。
ざっくり言うと、たくさん配るほど輪転が有利、少なくなるほどオンデマンド、その間が平版(オフセット)、というイメージです。部数の目安はあくまで目安なので、迷ったら部数を伝えてご相談ください。最適な方式をこちらで判断します。
サイズは「折込か、手渡しか」で決めるのがおすすめ
サイズ選びは、チラシの 届け方 で考えると分かりやすいです。
新聞折込で配るなら、B4がおすすめ
新聞折込で配るチラシなら、A4よりも 紙面の大きいB4 をおすすめしています。理由はシンプルで、載せられる情報量が多い からです。
折込チラシは、受け取った人がパッと見て「お、これは」と思ってもらえるかが勝負です。紙面が大きいほど、商品・価格・地図・キャンペーンなどをゆとりを持って配置でき、伝えたいことをしっかり盛り込めます。
特に折込チラシは、高齢者の方が手に取る機会が多い広告方法です。若い方が「これくらいの文字の大きさで大丈夫」と思うような文字でも、多くの高齢者にとっては「文字が小さく読みづらい」「チカチカして読みにくい」と感じられることが少なくありません。1枚の折込チラシを新聞から取り出して捨てるまでに、何秒視認してもらえるか——そう考えると、ゆとりを持って大きな文字で見せられるB4サイズが、もっとも費用対効果の高い選択肢ではないかと考えています。
一般的なネット印刷ではA4を勧められることが多いのですが、折込でしっかり訴求したいならB4 という選択肢を、ぜひ知っておいてください。
手渡し・店頭で配るなら、A4やB5も
一方で、お店の店頭で手渡ししたり、ポスティングしたりする場合は、A4やB5 のほうが扱いやすいことがあります。
理由は、荷物として嵩張らない からです。手渡しで持ち歩く枚数が多いとき、サイズが小さいほうがかさばらず、受け取る側も持ち帰りやすい。さらに、手渡しは受け取った人が能動的に受け取るぶん、積極的に読んでもらいやすいという利点もあります。この用途なら、A4を標準にしている他のネット印刷を使うのも、十分アリだと思います。
私たちは「とにかくうちで」と言うつもりはありません。用途に合うサイズを選ぶのが一番 です。
「安いネット印刷」と「色の安定」は、実はトレードオフです
ここからは、価格の裏側にある、あまり語られない話をします。
最近のネット印刷は、とても安く印刷できます。その安さの理由のひとつが、「付け合わせ(つけあわせ)」 という刷り方です。これは、複数の印刷物を1枚の大きな版に並べて、まとめて同時に刷る 方法です。1回の印刷でたくさんの注文をさばけるので、1件あたりのコストが下がる。だから安くできる、という仕組みです。
ただ、この刷り方には、知っておいてほしい一面があります。
隣り合う絵柄の濃淡で、インクの出方が変わる
複数の印刷物を並べて同時に刷ると、隣り合う絵柄の濃淡によって、インクの出方が変わる ことがあります。
たとえば、あなたのチラシの隣に「濃い青のベタ面」が多い別の印刷物が並ぶと、その影響でこちら側も濃いめに出やすい。逆に、薄い色の印刷物と並ぶと、薄めに出やすい。自分のチラシの仕上がりが、隣り合った“他人の印刷物”に左右されてしまう ことがある、ということです。場合によっては、1枚のチラシの中でも表は濃く、裏は薄く——といった差が出ることもあります。
これは、安く刷るための「付け合わせ」という仕組みと表裏一体の現象です。安さを取るか、色の安定を取るか。そういうトレードオフがある、と知っておくと選びやすくなります。
(なお、安価な印刷では、インクの使用量を抑える設定が使われることもあります。インク消費を大きくカットできる仕組みは実際に存在します。色が薄めに仕上がる一因として、こうした設定の有無も関係していると考えられます。)
当社は付け合わせをほぼしないので、色が安定します
私たちの印刷機は、そもそも付け合わせをほとんどしません。
仕組み上、付け合わせは最大でも2種類まで。しかも、色味が大きく違うものを無理に並べることはしません。さらに、インクを抑える設定(インクセーバー)も使っていません。
そのため、隣の印刷物に色を引っ張られる心配がなく、狙った色で安定して刷れる のが私たちの強みです。チラシの色味を大切にしたい方、毎回同じ仕上がりで届けたい方には、この違いは大きいはずです。
まとめ:迷ったら、部数と「届け方」を教えてください
- 部数 で印刷方式が変わる(大部数は輪転、小部数はオンデマンド、間は平版/オフセット)
- 届け方 でサイズが変わる(折込はB4で情報量、手渡しはA4/B5で扱いやすさ)
- 安さと色の安定はトレードオフ。当社は付け合わせをほぼせず、色が安定する
折込チラシは、刷って終わりではなく「届いて、見てもらって、反応が出て」はじめて意味があります。だからこそ、部数・サイズ・刷り方の選び方が大事です。
広島・中国地方で折込チラシの印刷をお考えなら、配る部数と届け方 をお聞かせください。ネット注文の手軽さと低価格はそのままに、印刷から折込の手配まで、担当者がしっかりサポートします。オンライン注文が初めての方も、お気軽にお電話・メールでご相談ください。
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